本日午前10時より、ゴータミー精舎の本堂にて、女性としては初めての受戒式法要が開催されました。清道尼( brahmacariyani )として受戒されたのは因泥喜代子さん。スマナサーラ長老、ダンミッサラ・ナヤカ長老をはじめ、スリランカとミャンマーのお坊様方五名、そして五月に出家 した日本人比丘二名を併せて計七名の比丘サンガをお招きし、関西から駆けつけてくださった方も含め多数の在家者の参加を得て、厳かな法要となりました。午 前中の受戒儀式ののち、お坊様方へのお食事のお布施、在家者一同の食事と続きました。午後には、新たにダンミニー(dhammini)という新しい法名が 披露され、スマナサーラ長老による記念法話会では、カッサパ仏陀(過去佛)の時代のガティーカーラ居士のエピソードから、近代の仏教復興活動家アナガーリカ・ダルマパーラに至るまで、日本ではあまり知られていない初期仏教のブラフマチャーリー、ブラフマチャーリーニーの人物群像について興味深いお話がありました。午後三時過ぎの散会後も、晴れて出家されたダンミニー尼を囲んで和やかな歓談の輪がいくつも出来ました。
ダンミニー清道尼の受戒式法要の様子
この日のために全国から集まった在家信徒が見守ります。
参加者から寄せられたお食事のお布施。いつもにも増して豪華な献立でした。
~*~* 生きとし生けるものが幸せでありますように *~*~
日本のテーラワーダ仏教史に残るような法要に参加でき、とてもうれしかったです。
またとてもたくさんの方々がいらっしゃったため、普段なかなかお会いできないようなかたともお話ができ、よかったです。