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zaike2号

Author:zaike2号
 東海ダンマサークルでは、東海地方をベースにお釈迦さまの説かれた「テーラワーダ仏教(初期仏教・上座仏教)」を、皆さんと一緒に学び実践するために活動しています。
 また、日本テーラワーダ仏教協会より、定期的に長老(お坊さま)方をお招きし、法話・勉強会・冥想実践(ヴィパッサナー)を行っています。

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#jtba「宝経-Ratana suttaṃ」





協会のfbより紹介です。





#jtba「宝経-Ratana suttaṃ」

 お祓いや祈祷とは違いますが、仏教徒も普段の生活の中で祝福文句を護呪のように、よく口にするのです。これは必ず祝福するためのものであって、ただ言葉 を言うだけでも効き目があるのです。祝福は慈しみのこころですから特別な技術がなくても、「あなたはどうぞ気をつけて」「どうぞ幸せに」「お元気で」「成 功を祈る」などの祝いの言葉はだれでも言える。それは効くのです。言う人と言われる人の精神状態によって効き目に差がつきますが。口癖のようにいつでも祝福文句を使うというのは大変大事な善行為です。

 決して間違ってでも、人を呪う言葉を使ったりしてはいけません。冗談ででも「死んでしまえ」というような、のろい文句は言ってはいけません。相手が死ななくても、自分の憎しみのエネルギーは自分への呪いになるのです。また、悪業です。

 祝福文句は言葉の意味だけではなくて、慈しみのこころの波動が相手に伝わるのです。「末永く幸せに」と言われた瞬間に気持ちが柔らかく、明るくなる。 言った人に対して慈しみが生まれる。柔らかい気持ちがあると、どんどん性格が明るくなって、人間関係がよくなってしまいます。瞬間的な、無意識で起こる慈 しみさえも良い結果を出すので、すべての生命に対する慈悲の気持ちを表現する「生きとし生けるものが幸せでありますように」、という言葉は最高の祝福文句 です。

 『宝経』には「etena saccena suvatthi hotu(この真理で幸せでありますように)」というフレーズが繰り返し出てきます。これは、お釈迦様の発見した真理は確実にすべての生命を幸せに導くも のだと明言している所です。祝福にも法則がある。祝福する人の心が弱くて、幸福でないなら、他人を祝福することはできないのです。効き目が弱いのですね。

 ですから、完全たる幸福な状態にあるお釈迦様が真理を賭けてする祝福は最高の威力があるのです。この言葉のうらを読むと、相手が幸福にならなかったら、 ブッダの悟りも、教えた真理も嘘になると言う意味です。もしある医者が、「この治療であなたの病気が治らなかったら、私の医師免許を取り消します」と言っ たならば、その医者に確実に自信があることになるのです。仏教の祝福はこのような調子で行うものです。

『宝経』
1.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲むものたちも、一切の精霊は、心喜ぶがよい。そして、我が語るところを謹んで聞くがよい。

2.それゆえ、一切の精霊は耳を傾けよ。人間に慈しみを垂れるがよい。昼夜に供物を持ち来る人々を。怠ることなく護るがよい。

3.此の世、あるいは来世における如何なる富も、また天上にある如何なる妙宝も、我らの如来に等しきものあらず。此れは佛陀(ブッダ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

4.釈迦牟尼が到達されし禅定は、煩悩の滅尽、離貪、不死の境地で、優れたるものなり。その法(禅定)に等しきものあらず。此の法(ダンマ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

5.最勝たる佛陀が、清浄なりとせし禅定は「無間」と呼ばれる。彼の禅定に等しきものは存せず。此の法(ダンマ)が勝宝たる由縁なり。

6.仙人たちが賞賛せし者は、彼の八輩即ち四双の者たちなり。彼ら善逝(ブッダ)の弟子たちは、布施供養を受くに値す。彼らに施されしものには大果あり。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

7.堅く決意し、ゴータマ(ブッダ)の教えに基づきよく励み、欲から離れている彼らは達すべき境地に達して、不死なる境地を体得し、その涅槃を余すところなく享受せり。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

8.[城の]主柱が地に立ちてあるならば、四方の風に揺らぐことはない。[四]聖諦を如実に観ぜし仙人[預流果の者]は、是の如く喩えられると我は言う。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

9.深き智慧により正しく説かれたる[四]聖諦を実践する者たちは、たとい[後に]大いに放逸になろうとも、八回目の[転]生を引き寄せること有らず。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

10.知見[四聖諦の明知]の成就と共に、以下の三つのもの(煩悩)は捨て去られる。有身見、疑、あらゆる戒禁取なり。また四悪趣に陥ることを離脱し、六重罪を為すこと能わず。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

11.身、口、意にて悪を犯すことになりても、彼はそれを隠蔽すること能わず。知見に達した者は隠蔽すること能わずと言わるるなり。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

12.夏の最初の月(春)、叢林の枝先に花咲き満てるが如く、その如く、最高の利益となる涅槃に導く尊き教法を説き給いし。此れは佛陀(ブッダ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

13.至善にして至善を知り、至善を与え至善へ導く無上士は、最上の至善たる教法を説き給いし。此れは佛陀(ブッダ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

14.「古き[業]は尽き、新しき[業]は生せず」再び生まれることに未練はない。種子[業]が尽きた。貪欲を根絶やしにした。彼の賢者たちは、灯明の如く寂滅す。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。

(以下は精霊たちのブッダに対する応答の言葉である)

15.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲む我らは、人・天に尊敬さるる如来を敬礼せん。佛陀(ブッダ)に礼拝奉る。幸いがあらんことを。

16.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲む我らは、人・天に尊敬さるる如来を敬礼せん。法(ダンマ)に礼拝奉る。幸いがあらんことを。

17.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲む我らは、人・天に尊敬さるる如来を敬礼せん。僧(サンガ)に礼拝奉る。幸いがあらんことを。

1.Yānīdha bhūtāni samāgatāni,
Bhummāni vā yāni va antalikkhe.
Sabbeva bhūtā sumanā bhavantu,
Athopi sakkacca suṇantu bhāsitaṃ.

2.Tasmā hi bhūtā nisāmetha sabbe,
Mettaṃ karotha mānusiyā pajāya.
Divā ca ratto ca haranti ye baliṃ,
Tasmā hi ne rakkhatha appamattā.

3.Yaṃ kiñci vittaṃ idha vā huraṃ vā,
Saggesu vā yaṃ ratanaṃ paṇītaṃ.
Na no samaṃ atthi tathāgatena,
Idam pi buddhe ratanaṃ paṇītaṃ.
Etena saccena suvatthi hotu.

4.Khayaṃ virāgaṃ amataṃ paṇītaṃ,
Yadajjhagā sakyamunī samāhito.
Na tena dhammena samatthi kiñci,
Idam pi dhamme ratanaṃ paṇītaṃ.
Etena saccena suvatthi hotu.

5.Yaṃ Buddha seṭṭho parivaṇṇayī suciṃ,
Samādhim ānantarikaññam āhu.
Samādhinā tena samo na vijjati,
Idam pi dhamme ratanaṃ paṇītaṃ.
Etena saccena suvatthi hotu.

6.Ye puggalā aṭṭha sataṃ pasatthā,
Cattāri etāni yugāni honti.
Te dakkhiṇeyyā sugatassa sāvakā,
Etesu dinnāni mahapphalāni.
Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

7.Ye suppayuttā manasā daḷhena,
Nikkāmino gotama sāsanamhi.
Te pattipattā amataṃ vigayha,
Laddhā mudhā nibbutiṃ bhuñjamānā.
Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

8.Yathindakhīlo pathaviṃ ssito siyā,
Catubbhi vātebhi asampa kampiyo.
Tathūpamaṃ sappurisaṃ vadāmi,
Yo ariya saccāni avecca passati.
Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

9.Ye ariya saccāni vibhāvayanti,
Gambhīra paññena sudesitāni.
Kiñcāpi te honti Bhusappamattā,
Na te bhavaṃ aṭṭhamaṃ ādiyanti.
Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

10.Sahāvassa dassana sampadāya,
Tayassu dhammā jahitā bhavanti.
Sakkāya diṭṭhī vicikicchitañ ca,
Sīlabbataṃ vāpi yadatthi kiñci.
Catūhapāyehi ca vippamutto,
Chaccābhiṭhānāni abhabba kātuṃ.
Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

11.Kiñcā pi so kammaṃ karoti pāpakaṃ,
Kāyena vācā uda cetasā vā.
Abhabba so tassa paṭicchadāya,
Abhabbatā diṭṭhapadassa vuttā.
Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

12.Vanappagumbe yathā phussitagge,
Gimhānamāse paṭhamasmiṃ gimhe.
Tathūpamaṃ dhamma varaṃ adesayi,
Nibbāna gāmiṃ paramaṃ hitāya.
Idam pi buddhe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

13.Varo varaññū varado varāharo,
Anuttaro dhamma varaṃ adesayī.
Idam pi buddhe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

14.Khīṇaṃ purāṇaṃ navaṃ natthi sambhavaṃ,
Viratta cittā āyatike bhavasmiṃ.
Te khīṇa bījā avirūḷhichandā,
Nibbanti dhīrā yathāyaṃ padīpo.
Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,
Etena saccena suvatthi hotu.

15.Yānīdha bhūtāni samāgatāni,
Bhummāni vā yāni va antalikkhe.
Tathāgataṃ deva manussa pūjitaṃ,
Buddhaṃ namassāma suvatthi hotu.

16.Yānīdha bhūtāni samāgatāni,
Bhummāni vā yāni va antalikkhe.
Tathāgataṃ deva manussa pūjitaṃ,
Dhammaṃ namassāma suvatthi hotu.

17. Yānīdha bhūtāni samāgatāni,
Bhummāni vā yāni va antalikkhe.
Tathāgataṃ deva manussa pūjitaṃ,
Saṅghaṃ namassāma suvatthi hotūti.

●イラスト:髙橋優子
▼参考テキスト
沙門果経 第三章 仏陀の話
出家の論理的な生き方《大戒》
http://www.j-theravada.net/explain/syamonka-12.html

日常読誦経典(日本テーラワーダ仏教協会)
「宝経-Ratana suttaṃ」
http://www.j-theravada.net/sutta/Ratana_Sutta.wav
♪生きとし生けるものが幸せでありますように♪
写真: #jtba「宝経-Ratana suttaṃ」<br><br> お祓いや祈祷とは違いますが、仏教徒も普段の生活の中で祝福文句を護呪のように、よく口にするのです。これは必ず祝福するためのものであって、ただ言葉を言うだけでも効き目があるのです。祝福は慈しみのこころですから特別な技術がなくても、「あなたはどうぞ気をつけて」「どうぞ幸せに」「お元気で」「成功を祈る」などの祝いの言葉はだれでも言える。それは効くのです。言う人と言われる人の精神状態によって効き目に差がつきますが。口癖のようにいつでも祝福文句を使うというのは大変大事な善行為です。<br><br> 決して間違ってでも、人を呪う言葉を使ったりしてはいけません。冗談ででも「死んでしまえ」というような、のろい文句は言ってはいけません。相手が死ななくても、自分の憎しみのエネルギーは自分への呪いになるのです。また、悪業です。<br><br> 祝福文句は言葉の意味だけではなくて、慈しみのこころの波動が相手に伝わるのです。「末永く幸せに」と言われた瞬間に気持ちが柔らかく、明るくなる。言った人に対して慈しみが生まれる。柔らかい気持ちがあると、どんどん性格が明るくなって、人間関係がよくなってしまいます。瞬間的な、無意識で起こる慈しみさえも良い結果を出すので、すべての生命に対する慈悲の気持ちを表現する「生きとし生けるものが幸せでありますように」、という言葉は最高の祝福文句です。<br><br> 『宝経』には「etena saccena suvatthi hotu(この真理で幸せでありますように)」というフレーズが繰り返し出てきます。これは、お釈迦様の発見した真理は確実にすべての生命を幸せに導くものだと明言している所です。祝福にも法則がある。祝福する人の心が弱くて、幸福でないなら、他人を祝福することはできないのです。効き目が弱いのですね。<br><br> ですから、完全たる幸福な状態にあるお釈迦様が真理を賭けてする祝福は最高の威力があるのです。この言葉のうらを読むと、相手が幸福にならなかったら、ブッダの悟りも、教えた真理も嘘になると言う意味です。もしある医者が、「この治療であなたの病気が治らなかったら、私の医師免許を取り消します」と言ったならば、その医者に確実に自信があることになるのです。仏教の祝福はこのような調子で行うものです。<br><br>『宝経』<br>1.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲むものたちも、一切の精霊は、心喜ぶがよい。そして、我が語るところを謹んで聞くがよい。<br><br>2.それゆえ、一切の精霊は耳を傾けよ。人間に慈しみを垂れるがよい。昼夜に供物を持ち来る人々を。怠ることなく護るがよい。<br><br>3.此の世、あるいは来世における如何なる富も、また天上にある如何なる妙宝も、我らの如来に等しきものあらず。此れは佛陀(ブッダ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>4.釈迦牟尼が到達されし禅定は、煩悩の滅尽、離貪、不死の境地で、優れたるものなり。その法(禅定)に等しきものあらず。此の法(ダンマ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>5.最勝たる佛陀が、清浄なりとせし禅定は「無間」と呼ばれる。彼の禅定に等しきものは存せず。此の法(ダンマ)が勝宝たる由縁なり。<br><br>6.仙人たちが賞賛せし者は、彼の八輩即ち四双の者たちなり。彼ら善逝(ブッダ)の弟子たちは、布施供養を受くに値す。彼らに施されしものには大果あり。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>7.堅く決意し、ゴータマ(ブッダ)の教えに基づきよく励み、欲から離れている彼らは達すべき境地に達して、不死なる境地を体得し、その涅槃を余すところなく享受せり。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>8.[城の]主柱が地に立ちてあるならば、四方の風に揺らぐことはない。[四]聖諦を如実に観ぜし仙人[預流果の者]は、是の如く喩えられると我は言う。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>9.深き智慧により正しく説かれたる[四]聖諦を実践する者たちは、たとい[後に]大いに放逸になろうとも、八回目の[転]生を引き寄せること有らず。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>10.知見[四聖諦の明知]の成就と共に、以下の三つのもの(煩悩)は捨て去られる。有身見、疑、あらゆる戒禁取なり。また四悪趣に陥ることを離脱し、六重罪を為すこと能わず。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>11.身、口、意にて悪を犯すことになりても、彼はそれを隠蔽すること能わず。知見に達した者は隠蔽すること能わずと言わるるなり。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>12.夏の最初の月(春)、叢林の枝先に花咲き満てるが如く、その如く、最高の利益となる涅槃に導く尊き教法を説き給いし。此れは佛陀(ブッダ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>13.至善にして至善を知り、至善を与え至善へ導く無上士は、最上の至善たる教法を説き給いし。此れは佛陀(ブッダ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>14.「古き[業]は尽き、新しき[業]は生せず」再び生まれることに未練はない。種子[業]が尽きた。貪欲を根絶やしにした。彼の賢者たちは、灯明の如く寂滅す。此の僧(サンガ)が勝宝たる由縁なり。此の真実により、幸いがあらんことを。<br><br>(以下は精霊たちのブッダに対する応答の言葉である)<br><br>15.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲む我らは、人・天に尊敬さるる如来を敬礼せん。佛陀(ブッダ)に礼拝奉る。幸いがあらんことを。<br><br>16.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲む我らは、人・天に尊敬さるる如来を敬礼せん。法(ダンマ)に礼拝奉る。幸いがあらんことを。<br><br>17.ここに集いし諸々の精霊は、地に棲むものたちも虚空に棲む我らは、人・天に尊敬さるる如来を敬礼せん。僧(サンガ)に礼拝奉る。幸いがあらんことを。<br><br>1.Yānīdha bhūtāni samāgatāni,<br>Bhummāni vā yāni va antalikkhe.<br>Sabbeva bhūtā sumanā bhavantu,<br>Athopi sakkacca suṇantu bhāsitaṃ.<br><br>2.Tasmā hi bhūtā nisāmetha sabbe,<br>Mettaṃ karotha mānusiyā pajāya.<br>Divā ca ratto ca haranti ye baliṃ,<br>Tasmā hi ne rakkhatha appamattā.<br><br>3.Yaṃ kiñci vittaṃ idha vā huraṃ vā,<br>Saggesu vā yaṃ ratanaṃ paṇītaṃ.<br>Na no samaṃ atthi tathāgatena,<br>Idam pi buddhe ratanaṃ paṇītaṃ.<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>4.Khayaṃ virāgaṃ amataṃ paṇītaṃ,<br>Yadajjhagā sakyamunī samāhito.<br>Na tena dhammena samatthi kiñci,<br>Idam pi dhamme ratanaṃ paṇītaṃ.<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>5.Yaṃ Buddha seṭṭho parivaṇṇayī suciṃ,<br>Samādhim ānantarikaññam āhu. <br>Samādhinā tena samo na vijjati,<br>Idam pi dhamme ratanaṃ paṇītaṃ. <br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>6.Ye puggalā aṭṭha sataṃ pasatthā,<br>Cattāri etāni yugāni honti.<br>Te dakkhiṇeyyā sugatassa sāvakā,<br>Etesu dinnāni mahapphalāni.<br>Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>7.Ye suppayuttā manasā daḷhena,<br>Nikkāmino gotama sāsanamhi.<br>Te pattipattā amataṃ vigayha,<br>Laddhā mudhā nibbutiṃ bhuñjamānā.<br>Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>8.Yathindakhīlo pathaviṃ ssito siyā,<br>Catubbhi vātebhi asampa kampiyo.<br>Tathūpamaṃ sappurisaṃ vadāmi,<br>Yo ariya saccāni avecca passati.<br>Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>9.Ye ariya saccāni vibhāvayanti,<br>Gambhīra paññena sudesitāni.<br>Kiñcāpi te honti Bhusappamattā,<br>Na te bhavaṃ aṭṭhamaṃ ādiyanti.<br>Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>10.Sahāvassa dassana sampadāya,<br>Tayassu dhammā jahitā bhavanti.<br>Sakkāya diṭṭhī vicikicchitañ ca,<br>Sīlabbataṃ vāpi yadatthi kiñci.<br>Catūhapāyehi ca vippamutto,<br>Chaccābhiṭhānāni abhabba kātuṃ.<br>Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>11.Kiñcā pi so kammaṃ karoti pāpakaṃ, <br>Kāyena vācā uda cetasā vā.<br>Abhabba so tassa paṭicchadāya,<br>Abhabbatā diṭṭhapadassa vuttā.<br>Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>12.Vanappagumbe yathā phussitagge,<br>Gimhānamāse paṭhamasmiṃ gimhe.<br>Tathūpamaṃ dhamma varaṃ adesayi,<br>Nibbāna gāmiṃ paramaṃ hitāya.<br>Idam pi buddhe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>13.Varo varaññū varado varāharo,<br>Anuttaro dhamma varaṃ adesayī.<br>Idam pi buddhe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>14.Khīṇaṃ purāṇaṃ navaṃ natthi sambhavaṃ,<br>Viratta cittā āyatike bhavasmiṃ.<br>Te khīṇa bījā avirūḷhichandā,<br>Nibbanti dhīrā yathāyaṃ padīpo.<br>Idam pi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ,<br>Etena saccena suvatthi hotu.<br><br>15.Yānīdha bhūtāni samāgatāni,<br>Bhummāni vā yāni va antalikkhe.<br>Tathāgataṃ deva manussa pūjitaṃ,<br>Buddhaṃ namassāma suvatthi hotu.<br><br>16.Yānīdha bhūtāni samāgatāni, <br>Bhummāni vā yāni va antalikkhe.<br>Tathāgataṃ deva manussa pūjitaṃ,<br>Dhammaṃ namassāma suvatthi hotu.<br><br>17. Yānīdha bhūtāni samāgatāni,<br>Bhummāni vā yāni va antalikkhe.<br>Tathāgataṃ deva manussa pūjitaṃ,<br>Saṅghaṃ namassāma suvatthi hotūti.<br><br>●イラスト:髙橋優子<br>▼参考テキスト<br>沙門果経 第三章 仏陀の話<br>出家の論理的な生き方《大戒》<br>http://www.j-theravada.net/explain/syamonka-12.html<br><br>日常読誦経典(日本テーラワーダ仏教協会)<br>「宝経-Ratana suttaṃ」<br>http://www.j-theravada.net/sutta/Ratana_Sutta.wav<br>♪生きとし生けるものが幸せでありますように♪








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