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zaike2号

Author:zaike2号
 東海ダンマサークルでは、東海地方をベースにお釈迦さまの説かれた「テーラワーダ仏教(初期仏教・上座仏教)」を、皆さんと一緒に学び実践するために活動しています。
 また、日本テーラワーダ仏教協会より、定期的に長老(お坊さま)方をお招きし、法話・勉強会・冥想実践(ヴィパッサナー)を行っています。

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徒然日記--「瞬間という世界」






協会の記事ではありません。
サークル仲間の 徒然日記です。





吉田 牧生 ----徒然日記
「瞬間という世界」

 経済ではなく、宇宙科学の方でインフレーション理論というのがある。私は
この用語があるくらいの知識しかないが、ネットで調べると興味を持ったのは
ビッグバンで無の状態から今の宇宙の大よそが出来上がるまでの時間が記され
ていた。

 「1秒の1兆分の1をさらに1兆分の1にして、またさらに10億分の1以下にした、
とてつもなくわずかの時間に起きた宇宙の異常膨張のことをいいます。その膨
張により火の玉になったのですが・・」

 ”ここのとてつもなくわづかの時間に起きた”時間なんて想像できないが、数
字をみてすごいなあ~と思った。

 しかしまあ自分は普段、今とか瞬間・瞬間と気安く言っている世界が科学の
世界では具体的数字で表される。

 科学の方は頭を使って理論計算でいく。こちらは自分の体を使ってやるヴィ
パッサナー冥想で、痛みや痒みなどの瞬間・瞬間の変化を感じる・感じるの世
界。超アナログである。

 しかし科学的生き方というところではもっともリアルなもの。それにブッダ
の正保障付き。

 自分を動かしている生・老・病・死の法則を理解して時間観察をする。あれ
不思議や体幹も育っているようで、背筋もしっかり伸びて姿勢も正常になって
いる。








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徒然日記 | 11:45:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
7・8・9・10月 行事予定





7月

06(日)  ヤサ先生「仏教経典勉強+質疑応答法話会」  
    
-日本ガイシホーラム 確定  第二研修室  ・時間:13:00~16:30<退室17:00> 
   残念ながら 初心者冥想指導は ありません


13日(日)
  日曜自主冥想会---宝珠院 
         
使用部屋---正面右手入り口より左--本堂(夏)
     使用部屋---正面右手入り口より右奥--和室(冬)


19日(土) <注>> 7月は 土曜日です
19日(土) 名古屋初期仏教デー (スマナサーラ長老)-
             初めて冥想会へ参加される方へのご案内-
       【日本ガイシフォーラム】   和室 
    http://www.nespa.or.jp/shisetsu/bunka/access.html

  < ★「茶話会(親睦会)」のお知らせ >
   午前10時から、法友のみなさんの集いがあります。
   ※自由参加、昼食は各自ご用意ください。


  【お問い合わせ】 東海ダンマサークル 
      電話:090-7316-6349(葛原---クズハラ)
      電話:090-2133-0495(吉田---ヨシダ)
      メール quiet-place.366@be.wakwak.com


20日(日)     「経典自主勉強会」     
    刈谷市総合文化センター内中央生涯学習センター

              408研修室   時間:13:00~17:00
                刈谷駅南口から徒歩3分

26日(土) 自主冥想会イン刈谷12:00~22:00 ※途中参加・退出可

27日(日)
  日曜自主冥想会---宝珠院 
         
使用部屋---正面右手入り口より左--本堂(夏)
     使用部屋---正面右手入り口より右奥--和室(冬)






8月今月は ありません   名古屋初期仏教デー (スマナサーラ長老)

03日(日) ヤサ先生「仏教経典勉強+質疑応答法話会」  
   
-日本ガイシホーラム  第1和室 
   
 ・時間:13:00~16:30 17:00退室
   残念ながら 初心者冥想指導は ありません

  < ★「茶話会(親睦会)」のお知らせ >
   午前10時から、法友のみなさんの集いがあります。
   ※自由参加、昼食は各自ご用意ください。


9日(土)自主冥想会イン刈谷15:00~22:00 ※途中参加・退出可
10
日(日)
 未定
17日(日) 未定
23日(土) 自主冥想会イン刈谷15:00~22:00 ※途中参加・退出可
24(日) 「経典自主勉強会」
               ・日時:2014年8月24日(日曜日)13:00~16:30
     場所:名古屋市南生涯学習センター 第1集会室

31日(日) 未定


<経典自主勉強会のご案内>
・日時:2014年8月24日(日曜日)13:00~16:30
 場所:名古屋市南生涯学習センター 第1集会室

・日時:2014年9月28日(日曜日)13:00~17:00
 場所:中央生涯学習センターin Kariya 406研修室(30人)
未定(日)  
未定(日)  日曜自主冥想会---宝珠院 
         
使用部屋---正面右手入り口より左--本堂(夏)
     使用部屋---正面右手入り口より右奥--和室(冬)
未定(日) 「経典自主勉強会」
               中生涯学習センター 第一和室  午後1時~4時30分
               南生涯学習センター 第一集会室





9月

07日(日)   ヤサ先生「仏教経典勉強+質疑応答法話会」  
    
 場所<仮 >  ・時間:13:00~17:00
 刈谷産業振興センター 301会議室(30人) 13:00-17:00  
   残念ながら 初心者冥想指導は ありません
  < ★「茶話会(親睦会)」のお知らせ >
   午前10時から、法友のみなさんの集いがあります。
   ※自由参加、昼食は各自ご用意ください。

 刈谷産業振興センター 503会議室(16人) 9:00-12:00

14日(日) 未定
21日(日)  名古屋初期仏教デー (スマナサーラ長老)-
             初めて冥想会へ参加される方へのご案内-
       【日本ガイシフォーラム】   和室 
                           《時間》13:30~19:30
    http://www.nespa.or.jp/shisetsu/bunka/access.html

  < ★「茶話会(親睦会)」のお知らせ >
   午前10時から、法友のみなさんの集いがあります。
   ※自由参加、昼食は各自ご用意ください。


  【お問い合わせ】 東海ダンマサークル 
      電話:090-7316-6349(葛原---クズハラ)
      電話:090-2133-0495(吉田---ヨシダ)
      メール quiet-place.366@be.wakwak.com


28(日) 「経典自主勉強会」
 ・日時:2014年9月28日(日曜日)13:00~17:00
 場所:中央生涯学習センターin Kariya 406研修室(30人)






未定(日)  ヤサ先生「仏教経典勉強+質疑応答法話会」  
    
日本ガイシホーラム 和室  ・時間:13:00~17:00
   残念ながら 初心者冥想指導は ありません

未定(日)  日曜自主冥想会---宝珠院 
         
使用部屋---正面右手入り口より左--本堂(夏)
     使用部屋---正面右手入り口より右奥--和室(冬)
未定(日) 「経典自主勉強会」
               中生涯学習センター 第一和室  午後1時~4時30分
               南生涯学習センター 第一集会室





10月
   今月は ありません   名古屋初期仏教デー (スマナサーラ長老)

05日
(日)  ヤサ先生「仏教経典勉強+質疑応答法話会」  
  <仮> 
日本ガイシホーラム  和室  ・時間:12:30~17:00 
   残念ながら 初心者冥想指導は ありません


12日
  未定
19日  未定
26日  未定


未定(日)  ヤサ先生「仏教経典勉強+質疑応答法話会」  
 
<仮> 日本ガイシホーラム  和室  ・時間:13:00~17:00 
   残念ながら 初心者冥想指導は ありません

未定(日)  日曜自主冥想会---宝珠院 
         
使用部屋---正面右手入り口より左--本堂(夏)
     使用部屋---正面右手入り口より右奥--和室(冬)
未定(日) 「経典自主勉強会」
               中生涯学習センター 第一和室  午後1時~4時30分
               南生涯学習センター 第一集会室





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行事予定 | 10:30:16 | トラックバック(0) | コメント(0)




協会の ワンギーサ比丘のブログの紹介です。





困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く

困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く
ブログ名
困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く
ブログ紹介
このブログは「ダンマパダ」と言うブッダの智慧の詩集を日本人に普及させたいという目的で始めました。しかし、ダンマパダの普及は、 単にダンマパダという詩集が普及することではないし、それでできるものではありません。基本的は仏教の普及なしには考えられないことなのです。ダンマパダ を普及させたいということは、仏教を普及させたいということなのです。

ダンマパダ423詩の解説を何回か終えた段階で、少し趣を変えて、異なるお経の勉強を始めようという思いに至りました。どのお経を選択するかいろいろ迷い ましたが、毎日少しずつ勉強するのに都合がよく、仏教を勉強する人たちに人気のあるお経として、スッタニパータを選びました。そこで、ブログタイトルを 「困った時はダンマパダ」を「困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く」に変更しました。よく修行した修行者が最後にスッタニパータの言葉一つ を聞いて、悟りを開くと言われているような貴重な言葉ですから、その内容にふさわしいタイトルだと思っています。よろしくお願い致します。(2013年3 月27日更新)

このブログの始まり日付は2008年6月21日
そのアドレスはhttp://76263383.at.webry.info/200806/article_1.html
興味のある方はそこからお読みください。


ナモー タッサ バガワトー アラハトー サンマーサンブダッサ
Namo  tassa   bhagavato  arahato   sammāsambuddhassa
阿羅漢であり正自覚者であり福運に満ちた世尊に敬礼致します

  ブログ 新着記事

タイトル 日 時
どのように したら梵天に なれるのか 輝く人よ 教えて下さい<508>
○少年少女のためのスッタニパータ<508> ・・・ 梵天と同じ心になれば 梵天になる。 慈悲の瞑想すれば 梵天になる。 ...続きを見る

2014/06/27 04:01
貪りと 怒りを払って 怠らず 無量の慈心 世界に満たす<507>
○少年少女のためのスッタニパータ<507> ・・・ 立っている時も、 歩いている時も、 坐っている時も、 横になっている時も、 眠っていない限り、 慈悲の念を保って下さい。 ...続きを見る

2014/06/26 04:13
マーガさん 心浄めて 供養せよ 供養は施主の 専心事項<506>
○少年少女のためのスッタニパータ<506> ・・・ お布施の前も、 お布施をしている時も お布施の後も 喜びの心を持って行うように。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 1

2014/06/25 05:37
どのように 供養をすれば 成功か 世尊、私に 教えて下さい<505>
○少年少女のためのスッタニパータ<505> ・・・ 誰にお布施をするかも 重要ですが、 どのような気持ちで 行うかも重要です。 ...続きを見る

2014/06/24 03:57
質問は 無駄ではなかった 釈尊は あるべき人を 教えてくれた<504>
○少年少女のためのスッタニパータ<504> ・・・ あるべき人とはどんな人だろう。 価値ある人とも言えるが、 価値ある人という表現は正しくない。 価値のない人間なんかいないのだから。 ...続きを見る

2014/06/23 03:49
知に至り 定を楽しむ 覚者を 時に応じて 供養しなさい<503>
○少年少女のためのスッタニパータ<503> ・・・ 理想と現実があります。 しかし、現実を踏まえながら、 理想をいかに実現するかが大切です。 あきらめてはいけません。 あきらめなければ智慧が生まれます。 ...続きを見る

2014/06/22 04:09
自燈明 無一物なる 解脱者を 時に応じて 供養しなさい<501>及び<502>
○少年少女のためのスッタニパータ<501.502.> ・・・ 自分というものは 自分を知ろうと思ったと途端に 自分ではなくなる。 自分は対象ではないからだ。 ...続きを見る

2014/06/21 03:52
生存の 要素捨て去った 解脱者を 時に応じて 供養しなさい<499>及び<500>
○少年少女のためのスッタニパータ<499.500.> ・・・ 欲はなく、怒ることもない そのような人がいたのならば その人のマネをしたらよい。 君は賢くなれるよ。 ...続きを見る

2014/06/20 04:21
梭(ヒ)のように 真直に行く 人々を 時に応じて 供養しなさい<497>及び<498>
○少年少女のためのスッタニパータ<497.498.> ・・・ 真直ぐな人とは どんな人でしょうか? 素直な人 公正な人 正直な人でしょう。 ...続きを見る

2014/06/19 03:54









未分類 | 09:47:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
『パーリ語会話への道』ご案内




協会のリンク先みんなの寺 天野和公さんのfb より 紹介です。

プロフィール天野和公    Author:天野和公
「みんなの寺」坊守(寺嫁)。





みんなの寺 絵日記

寺嫁による絵日記(主に4コマ)。お寺暮らしはなかなか楽しい。

『パーリ語会話への道』ご案内


『パーリ語会話への道』(ウ・ウェープッラ長老著/新小栗堂仏教研究会/1982)

パーリ語学習といえば読解が基本ですが、本書はタイトル通り「自ら書く、話す」ことを軸として文法を解説しており、手紙の書き方例や語彙リストも併録した、たいへんユニークな学習書です。
現在は入手困難となった貴重な書籍ですが、慈光院・戸田忠御住職のもとに若干の在庫があるそうで、有志の方が入手方法のガイドを作成し、私の元にご案内くださいました。

ご多忙の戸田御住職にご迷惑がかからないようガイドをよくお読みの上、手順を守ってお申込みくださいますよう、何卒お願い申し上げます。ご厚意でご発送いただきます、到着まで時間を要する可能性もありますことご了承くださいませ。

『パーリ語会話への道 入手ガイド』

ウ・ ウェープッラ長老は1916年パコック生まれ。54年第6回仏典結集に参加、57年ビルマ政府派遣僧として来日。北九州の世界平和パゴダ僧院長を務める傍 ら『南方仏教基本聖典』『南方上座部仏教儀式集』『アビダンマッタサンガハ(戸田忠氏と共訳)』等を著し、小栗堂仏教研究会にてパーリ語を指導されるな ど、それまであまり知られることのなかったテーラワーダ仏教のすがたを広く日本でご紹介くださった恩師です。91年アッガマハーパンディタ位。93年ご帰 国、2004年ご逝去。

なお戸田御住職は小栗堂仏教研究会にて30年以上の長きにわたって毎年パーリ語合宿を主催され、数多くの学生を育てていらっしゃいましたが、残念ながら去年で合宿開催は終了したとのことです。







参考に 見てみました。

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未分類 | 09:32:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
サークル仲間の一日一誤日記です。






協会の記事ではありません。
サークル仲間の一日一誤日記です。





葛原 良和
  
一日一誤日記

認知症進行中の母親との会話に学ぶ。

私の日常のこころを観察して、私もそうなりますという立場で照らし合わせてみると、少しはこころの因果関係が見えてくるように思う。

先日のNHKサイエンスZEROを何回も観たが、こころの機能と脳に現れる現象がどのように関連しているのか?最新の脳科学で少しずつ解明されている。

私の老人化が進行していて、放っておくと認知症やうつ病への一直線の道が見えてきた。
番組ではデフォルト・ネットワークと表現されている「こころがぼんやりしている」と「座禅や冥想」での脳の状態が似ていると紹介されていたが、かなり大雑把な説明なので今後の研究に期待したい。

私の上記の体験では、①今の私のこころとからだの感覚はどのような状態か?観察しつつ暮らすこと。②とにかく怒らないこと。
これが、認知症やうつ病への一直線の道から脱出することに役立つと思っている。

人間でも哺乳類でも「こころがぼんやり」は脳にとって必要かつ意味があるということだが、「今のこころの観察」は人間にしかできない。

http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp469.html









一日一誤日記 | 11:42:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
JTBA更新情報(総合)





協会の 情報です。





JTBA更新情報(総合)

http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.run?_id=rNLn71Cw3RG28SpUQBJ3AQ&_render=rss

'14 6/1 関西定例瞑想会@マーヤーデーヴィー精舎

2014年6月8日 19:29
6/1 マーヤーデーヴィー精舎で関西定例瞑想会が行われました。プログラムは以下の通り。9:35--礼拝-三帰依-読経、慈悲の瞑想スマナサーラ長老より法話(音声あり)11:25--お釈迦様へお食事等のお供え11:45--お昼休み(12:40--ミーティング)午後の部13:20--読経、慈悲の瞑想初心者は、スマナサーラ長老より瞑想初心者指導(戒壇堂)経験者は、各自で瞑想(1階キッチン*ダイニングホール、2Fホール、廊下等)17:50--全員瞑想を終了し、2Fホールへ集合慈悲の瞑想、読経、回向18:10--瞑想会終了 午前の法話音声は↓こちらQ1--夫が家を空けるようになった。どうもそとに女の人がいるよう。現在、自分の気持ちどうしようもない状況。子どもたちもそれを知り、家族で話をしたが夫の気持ちは変わらず。「とにかく自分は自由にしたい」と。私は、どういう風に考え、どうしていったらいいか?■何ひとつ元に戻ることはない■


2014年度 ブッダの冥想実践会 受付開始


2014年5月31日 18:14
今年もブッダの冥想実践会が7/21(月・海の日)に行われます。5/24日より受付開始。受付HPhttp://theravada.web.fc2.com/
☆7/21(月・祝)大阪『ブッダの冥想実践会』受付開始!(5/26 更新)


2014年5月26日 15:08
●講演タイトル 『これだけ守れば大丈夫!』         なことは 何ですか?  ~揺らがないここ...
'14 5/6 関西定例瞑想会@マーヤーデーヴィー精舎


2014年5月16日 21:19
5/6 マーヤーデーヴィー精舎で関西定例瞑想会が行われました。プログラムは以下の通り。9:35--礼拝-三帰依-読経、慈悲の瞑想スマナサーラ長老より法話(音声あり)11:30--お釈迦様へお食事等のお供え11:50--お昼休み(12:40 -ミーティング)午後の部13:25 --読経、慈悲の瞑想 初心者は、スマナサーラ長老より瞑想初心者指導(戒壇堂) 経験者は、各自で瞑想(1階キッチン*ダイニングホール、2Fホール、廊下等)18:15--全員瞑想を終了し、2Fホールへ集合慈悲の瞑想、読経、回向Q&Aの形式で法話19:30--瞑想会終了  午前の法話音声の一部は↓こちら■法話 戒定慧トレーニング 定−好奇心■
【Youtube動画】4月29日(火・祝)「関西ウェーサーカ祭」記念法話&5月6日(火・振休)「関西月例冥想会」法話(5/12,更新)


2014年5月12日 17:08
みなさま ▼4/29(火・祝) 関西ウェーサーカ祭 記念法話  「お釈迦様の生れと計画~仏教は喜びの...








お知らせ | 09:14:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
#jtba「恩を知る」ジャータカ物語






協会のfbより紹介です。






日本テーラワーダ仏教協会

#jtba「恩を知る」ジャータカ物語

 この物語は、釈尊がジェータ林におられたとき、ある比丘について語られたものです。
 
 彼はお釈迦さまのもとで修行の指導を受けてから、コーサラ国の国境の村に近い森林に住んでいました。人々は彼のために、行き帰りが楽な所に昼夜住める房 舎を用意し、うやうやしく仕えていました。ところが彼が雨安居に入った最初の月にその村が焼けてしまい、村人には蒔く種すらも残りませんでした。村人たち は、比丘においしい食べ物をお布施することができなくなりました。彼にとってはよい住居でしたが、食物が不味いことに悩んで修行は全く進みませんでした。

 それから三ヵ月過ぎて、彼はお釈迦さまのもとにご挨拶に行きました。お釈迦さまは、親しく言葉を交わされ、「食物には困ったろうが、房舎は快適であった ろう?」とお尋ねになりました。彼は、その事情を報告しました。お釈迦さまは、彼のその房舎が快適であったことをお知りになり、「比丘よ、沙門というもの は、房舎が快適であれば、食欲に陥るのではなく手に入った食べ物で満足し、修行を行うべきである。

 昔の賢者は、動物として生を受けたときでさえも、自分の住所である枯木で木の粉を食べていても、欲望に囚われることなく、満足して恩(感謝)を忘れるこ となく、他の場所へ去りはしなかった。おまえはどうして『食物が乏しい、粗末である』と言って、適当な房舎を活用しなかったのであるか」とおっしゃり、彼 に請われて、過去のことを話されました。

 昔、ヒマラヤ山中のガンガー河の岸辺に、ウドゥンバラの森があって、数千羽のオウムが住んでいました。そこに一羽のオウムの王がおり、自分の住んでいる 木の果実がなくなると、残っているものは若芽でも、葉でも、樹皮でも、枯皮でも、何でも食べ、ガンガー河の水を飲み、徹底した少欲知足生活で、決して別の 場所には去りませんでした。

 彼の少欲知足の徳によって、帝釈天(サッカ)の天宮は震動しました。帝釈天は原因を調べたところで彼を見出しました。そして、彼を試すために、自分の神 通力によってその木を枯らしてしまいました。そのため木は幹だけが残り、穴だらけになり、風に吹きさらされて立っていました。そしてその穴から木の粉くず がでてきました。オウムの王は、その木の粉くずを食べ、ガンガー河の水を飲み、他の場所へは去らずに、風や太陽の熱を気にせず、ウドゥンバラの幹のてっぺ んに坐っていました。

 帝釈天は、彼がとても少欲であることを知り、「彼に恩(感謝)について語らせ、謝礼を彼に与え、ウドゥンバラ樹に甘露の果実を実らせてこよう」と思いま した。帝釈天は一羽の白鳥に姿を変え、自分の妻である阿修羅の娘、スジャーを先に立てて、そのウドゥンバラの森へ行き、近くに立つ一本の木の枝にとまりま した。そして、オウムと会話を始めて、最初の詩句を唱えました。
 
  果実に溢れる樹木には
  鳥は群らがり果実を賞味する
  果実が尽きたところで
  鳥たちは他方へ飛び去る
 
 彼はこのように言って、オウムを立ち去らせるために第二の詩句を唱えました。
 
  オウムよ、飛び去れ
  何故枯れ木の上で困窮するのか
  そのわけを聞きましょう
  春の如き麗しい鳥よ
  何故枯れ木を捨て去らないのか
 
 そこでオウムの王は、帝釈天に向かい、「白鳥よ、私がこの木を捨てて去らないのは、この樹に恩を感じているからです」と言って、二つの詩句を唱えました。
  
  白鳥よ 真友の友情は命の如し
  苦楽と禍福を共にし
  友人を捨て去ることはしない
  善人は常に善行為を想う
 
  白鳥よ 私も親善を尽くす
  樹は我が親族にして友なり
  命を惜しみ この枯樹を見捨てることは
  友情の道ではない
 
 帝釈天は彼の言葉を聞いて満足し、賞讃して贈り物を与えようと思い、二つの詩句を唱えました。
 
  汝は友情と慈しみと和合を
  見事に語る
  この法を重んじる汝は
  賢者の賞讃に値する
 
  オウムよ 
  私は汝に謝礼をする
  汝が望むものは
  何なのか
 
 それを聞いてオウムの王は、贈り物を選びつつ、第七の詩句を唱えました。
 
  白鳥よ もしも私が謝礼を受けるなら
  再びその樹の生命を希望する
  枝葉がのびて果実が実り
  栄えて美しく立つように
 
 そこで帝釈天は彼に謝礼を与えようと第八の詩句を唱えました。
 
  友よ 果実の豊かなこの樹を見よ
  君はこの樹と共に住むべし
  枝葉がのびて果実が実り
  栄えて美しく立つであろう
 
 このように言って、帝釈天は白鳥の身体を捨て、自分とスジャーとの神通力を現し、ガンガー河から手で水をすくって、ウドゥンバラ樹の幹に注ぎました。す るとただちに樹には枝や若葉が茂り、甘い果実が実り、露出した宝石の山のように、美しく輝きながらそびえ立ちました。オウムの王はそれを見て喜び、帝釈天 をほめたたえて、第九の詩句を唱えました。
 
  多くの果実を眺め見て
  わが喜びは限りなし
  それと同じく帝釈天一族にも
  幸福と栄えあれ

 帝釈天は彼に謝礼をして、ウドゥンバラの果実を甘露の如くして妻のスジャーと一緒に自分の住処へ帰りました。
 
 最後に、この物語についてお釈迦さまが次の詩句を唱えられました。
 
  オウムに謝礼をして
  再び果実を実らせ
  帝釈天夫妻は
  神々の歓喜苑へと立ち去った
 
 お釈迦さまはこの話をされて、「比丘よ、このようにむかしの賢者は動物として生を受けても、欲に溺れることはなかったのだ。おまえは、どうしてこのよう な教えのもとで出家しながら欲に溺れる行動をするのであるか。行ってその場所で暮らしなさい」とおっしゃって、さらに指導なさいました。

 そして、過去を現在にあてはめられました。(その比丘は、その場所へ行き、ヴィパッサナー実践を行い、阿羅漢の悟りに到達しました)「そのときの帝釈天はアヌルッダであり、オウムの王は実にわたくしであった」と。

◆スマナサーラ長老のコメント…この物語の教訓「恩返し」
 受けた恩を忘れる人は悪人であると、釈尊は説かれます。受けた恩を決して忘れないことと恩返しをすることは、仏教が最も重んじる道徳です。恩を知る人、感謝の気持ちを忘れない人こそ、この世で成長して幸福になるのです。仏道さえも完成するのです。
 
 現世物語で出てきた比丘には、感謝の気持ちがなかったのです。村人たちは一生懸命お布施をして協力してあげたのに、その人々が不幸になったときに、一緒に居て励ましてあげる気持ちにはならなかったのです。

 食い物が不味かったことに心の中で不満を抱いて、自分の修行も失敗したのです。「私も命がけで修行を頑張りますので、皆さまも落胆することなく、この不 幸を乗り越えるために頑張って下さい」と言えば良かったのに…。修行を完成することは、お布施をする人に対する最高で完全な恩返しなのです。

●イラスト:髙橋優子
▼参考テキスト
「ウドゥンバラ樹とオウムの話」
http://www.j-theravada.net/jataka/jataka-0311.html
♪生きとし生けるものが幸せでありますように♪
写真: #jtba「恩を知る」ジャータカ物語<br><br> この物語は、釈尊がジェータ林におられたとき、ある比丘について語られたものです。<br> <br> 彼はお釈迦さまのもとで修行の指導を受けてから、コーサラ国の国境の村に近い森林に住んでいました。人々は彼のために、行き帰りが楽な所に昼夜住める房舎を用意し、うやうやしく仕えていました。ところが彼が雨安居に入った最初の月にその村が焼けてしまい、村人には蒔く種すらも残りませんでした。村人たちは、比丘においしい食べ物をお布施することができなくなりました。彼にとってはよい住居でしたが、食物が不味いことに悩んで修行は全く進みませんでした。<br><br> それから三ヵ月過ぎて、彼はお釈迦さまのもとにご挨拶に行きました。お釈迦さまは、親しく言葉を交わされ、「食物には困ったろうが、房舎は快適であったろう?」とお尋ねになりました。彼は、その事情を報告しました。お釈迦さまは、彼のその房舎が快適であったことをお知りになり、「比丘よ、沙門というものは、房舎が快適であれば、食欲に陥るのではなく手に入った食べ物で満足し、修行を行うべきである。<br><br> 昔の賢者は、動物として生を受けたときでさえも、自分の住所である枯木で木の粉を食べていても、欲望に囚われることなく、満足して恩(感謝)を忘れることなく、他の場所へ去りはしなかった。おまえはどうして『食物が乏しい、粗末である』と言って、適当な房舎を活用しなかったのであるか」とおっしゃり、彼に請われて、過去のことを話されました。<br><br> 昔、ヒマラヤ山中のガンガー河の岸辺に、ウドゥンバラの森があって、数千羽のオウムが住んでいました。そこに一羽のオウムの王がおり、自分の住んでいる木の果実がなくなると、残っているものは若芽でも、葉でも、樹皮でも、枯皮でも、何でも食べ、ガンガー河の水を飲み、徹底した少欲知足生活で、決して別の場所には去りませんでした。<br><br> 彼の少欲知足の徳によって、帝釈天(サッカ)の天宮は震動しました。帝釈天は原因を調べたところで彼を見出しました。そして、彼を試すために、自分の神通力によってその木を枯らしてしまいました。そのため木は幹だけが残り、穴だらけになり、風に吹きさらされて立っていました。そしてその穴から木の粉くずがでてきました。オウムの王は、その木の粉くずを食べ、ガンガー河の水を飲み、他の場所へは去らずに、風や太陽の熱を気にせず、ウドゥンバラの幹のてっぺんに坐っていました。<br><br> 帝釈天は、彼がとても少欲であることを知り、「彼に恩(感謝)について語らせ、謝礼を彼に与え、ウドゥンバラ樹に甘露の果実を実らせてこよう」と思いました。帝釈天は一羽の白鳥に姿を変え、自分の妻である阿修羅の娘、スジャーを先に立てて、そのウドゥンバラの森へ行き、近くに立つ一本の木の枝にとまりました。そして、オウムと会話を始めて、最初の詩句を唱えました。<br> <br>  果実に溢れる樹木には<br>  鳥は群らがり果実を賞味する<br>  果実が尽きたところで<br>  鳥たちは他方へ飛び去る<br> <br> 彼はこのように言って、オウムを立ち去らせるために第二の詩句を唱えました。<br> <br>  オウムよ、飛び去れ<br>  何故枯れ木の上で困窮するのか<br>  そのわけを聞きましょう<br>  春の如き麗しい鳥よ<br>  何故枯れ木を捨て去らないのか<br> <br> そこでオウムの王は、帝釈天に向かい、「白鳥よ、私がこの木を捨てて去らないのは、この樹に恩を感じているからです」と言って、二つの詩句を唱えました。<br>  <br>  白鳥よ 真友の友情は命の如し<br>  苦楽と禍福を共にし<br>  友人を捨て去ることはしない<br>  善人は常に善行為を想う<br> <br>  白鳥よ 私も親善を尽くす<br>  樹は我が親族にして友なり<br>  命を惜しみ この枯樹を見捨てることは<br>  友情の道ではない<br> <br> 帝釈天は彼の言葉を聞いて満足し、賞讃して贈り物を与えようと思い、二つの詩句を唱えました。<br> <br>  汝は友情と慈しみと和合を<br>  見事に語る<br>  この法を重んじる汝は<br>  賢者の賞讃に値する<br> <br>  オウムよ <br>  私は汝に謝礼をする<br>  汝が望むものは<br>  何なのか<br> <br> それを聞いてオウムの王は、贈り物を選びつつ、第七の詩句を唱えました。<br> <br>  白鳥よ もしも私が謝礼を受けるなら<br>  再びその樹の生命を希望する<br>  枝葉がのびて果実が実り<br>  栄えて美しく立つように<br> <br> そこで帝釈天は彼に謝礼を与えようと第八の詩句を唱えました。<br> <br>  友よ 果実の豊かなこの樹を見よ<br>  君はこの樹と共に住むべし<br>  枝葉がのびて果実が実り<br>  栄えて美しく立つであろう<br> <br> このように言って、帝釈天は白鳥の身体を捨て、自分とスジャーとの神通力を現し、ガンガー河から手で水をすくって、ウドゥンバラ樹の幹に注ぎました。するとただちに樹には枝や若葉が茂り、甘い果実が実り、露出した宝石の山のように、美しく輝きながらそびえ立ちました。オウムの王はそれを見て喜び、帝釈天をほめたたえて、第九の詩句を唱えました。<br> <br>  多くの果実を眺め見て<br>  わが喜びは限りなし<br>  それと同じく帝釈天一族にも<br>  幸福と栄えあれ<br><br> 帝釈天は彼に謝礼をして、ウドゥンバラの果実を甘露の如くして妻のスジャーと一緒に自分の住処へ帰りました。<br> <br> 最後に、この物語についてお釈迦さまが次の詩句を唱えられました。<br> <br>  オウムに謝礼をして<br>  再び果実を実らせ<br>  帝釈天夫妻は<br>  神々の歓喜苑へと立ち去った<br> <br> お釈迦さまはこの話をされて、「比丘よ、このようにむかしの賢者は動物として生を受けても、欲に溺れることはなかったのだ。おまえは、どうしてこのような教えのもとで出家しながら欲に溺れる行動をするのであるか。行ってその場所で暮らしなさい」とおっしゃって、さらに指導なさいました。<br><br> そして、過去を現在にあてはめられました。(その比丘は、その場所へ行き、ヴィパッサナー実践を行い、阿羅漢の悟りに到達しました)「そのときの帝釈天はアヌルッダであり、オウムの王は実にわたくしであった」と。<br><br>◆スマナサーラ長老のコメント…この物語の教訓「恩返し」<br> 受けた恩を忘れる人は悪人であると、釈尊は説かれます。受けた恩を決して忘れないことと恩返しをすることは、仏教が最も重んじる道徳です。恩を知る人、感謝の気持ちを忘れない人こそ、この世で成長して幸福になるのです。仏道さえも完成するのです。<br> <br> 現世物語で出てきた比丘には、感謝の気持ちがなかったのです。村人たちは一生懸命お布施をして協力してあげたのに、その人々が不幸になったときに、一緒に居て励ましてあげる気持ちにはならなかったのです。<br><br> 食い物が不味かったことに心の中で不満を抱いて、自分の修行も失敗したのです。「私も命がけで修行を頑張りますので、皆さまも落胆することなく、この不幸を乗り越えるために頑張って下さい」と言えば良かったのに…。修行を完成することは、お布施をする人に対する最高で完全な恩返しなのです。<br><br>●イラスト:髙橋優子<br>▼参考テキスト<br>「ウドゥンバラ樹とオウムの話」<br>http://www.j-theravada.net/jataka/jataka-0311.html<br>♪生きとし生けるものが幸せでありますように♪









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#jtba「友としての勤め~信頼は宝物~」





協会の fbより紹介です。





日本テーラワーダ仏教協会さんがリンクをシェアしました。
#jtba「友としての勤め~信頼は宝物~」

 友だちは、この5つで成り立ちます。友だちをつくりたければ、この5つを実践すればいいのです。

①お布施・協力すること(布施)
②優しい言葉で語る(愛語)
③役に立つことをしてあげる(利行)
④平等でいる(同事)
⑤裏切らない(正直)

 「お布施・協力する」と最初に言いましたが、何もあげない人は、何ももらえないのです。ですから、ケチな人には友だちは一人もいませんね。

 しゃべるときは、言葉に気を付ける。優しい言葉をしゃべる。心臓に針を刺すような言葉は、しゃべってはいけません。

 意味のあることをしゃべると、みんな聞いてくれます。下らないムダ話ばっかりしゃべると、みんな逃げていきます。「あの人につかまると時間のムダで、どうしようもない」と思われます。

 友だちも自分も同じレベルで扱う。

 「裏切らない」とは、喧嘩したり、争ったりしないことですが、普通に言えば、正直で、約束に反しないことです。

そうすると、友だちも5つのことで助けてくれます。

①自分がどうしようもないとき助けてくれる。
②自分がどうしようもないとき財産を護ってくれる。
③問題が起きて困ったら助けてくれる。
④不幸になっても離れない。
⑤友だちの後ろの人びとまで尊敬する。

 「後ろの人びと」とは、奥さんや子供たちや子孫たち。そういう人びとまで面倒をみてくれる。ですから、自分に本当の友だちがいるなら、平気で自分の子供 を預けることができます。よく面倒をみてくれます。「友だちの奥さんではないか」と言って、何でもしてくれる。本人だけでなく、家族まで大事にしてくれま す。それは、友だちが友だちに勤めるべき仕事です。

▼参考テキスト
ブッダの青年への教え―生命のネットワーク『シガーラ教誡経』
http://amzn.to/UWVi8r
♪生きとし生けるものが幸せでありますように♪










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#jtba「自分という壁~錯覚に気づくと道が開ける~」





協会のfbより紹介です。





#jtba「自分という壁~錯覚に気づくと道が開ける~」

Q:怒りの原因は「生きている」からだとおしゃいましたが、そのところをもう少し詳しく知りたいです。

A:私たちが怒る原因は、自我があるためです。私たちは、自分という実態があると信じていて、邪魔になるものがあったり、自分の思い通りに世の中が動かないときに怒るのです。

 では、怒ることはしかたないことなのでしょうか。そうではありません。仏教では、「この自我という概念は脳の錯覚である」と説いています。私たちは錯覚 にすぎないこの自我というものに操られて怒っているのですから、この自我というものが、本当は存在しないのだと理解することによって、怒りを克服できるの です。

 ですから、怒りを克服するためには、まず自我というものを正しく理解することが必要なのです。

 自我あるからこそ、私たちは怒ります。試しに自分に対して「バ~カ!」と言われることを想像してみてください。嫌な気持ちになりますね。

 けれども、「バ~カ!」と言われた対象が、他人だったらどうでしょうか?他人事なので、別に気になりませんね。ですから、何も「バ~カ!」という言葉そ のものに人を怒らせる効果があるわけではないのです。それが、自分という対象にむけられたからこそ、みんな怒るのです。

 その根底には、「人は皆、自分こそが正しいと思っている」という現実があります。ひどい悪人や犯罪者でさえ、捕まって取り調べを受ければ、何かしら自分 を正当化しようとして受け答えするものです。ですから、ほとんどの人は、他人から何か意見を言われても、それを素直に聞くことができないのです。

 しかしながら、その「自分が正しい」と思っていることは、何の根拠もないものです。客観性がないのですね。ですから、その自分勝手な信念に従って行動したら、大変なことになってしまうのです。

Q:自我というのは、仏教でいうとどういうものなのですか?

A:「自分の考えることは正しくない」というのが、仏教から見た真理です。それにもかかわらず、私たちは「自分の意見は正しい」と思ってしまいます。この我がままな思い込みを仏教では「自我」といっています。

 最近では、西洋の脳科学者たちも「自我というのは錯覚であり、脳の幻覚だ」と指摘するようになってきています。私たちの脳というものは、ただ外部からの 情報に反応しているだけのものなのですが、その機能のまとまりを指して、何か実体があるように錯覚してしまうのですね。

 もちろん、仮説として自我というものがあると考えること自体は、問題ないのです。もし、そういった意味での自我さえも認めないというのなら、「私」とい う主語を使ってコミュニケーションをすることもできなくなってしまいますからね。それでは、いかなるコミュニケーションも成り立たなくなってします。

 問題なのは、私たちがそのような仮説のものにすぎない自我に執着してしまい、実体のあるものだと思い込んでしまうことなのです。自我に執着してしまうと、わがままになり、勉強や仕事をする際にもそのパフォーマンスが落ちてしまうことになるのです。

▼参考テキスト
怒らないで生きるには
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♪生きとし生けるものが幸せでありますように♪



怒らないで生きるには (宝島社新書)
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幸せに生きる~ブッダの智慧から学ぶ~





幸せに生きる~ブッダの智慧から学ぶ~


の紹介です




幸せに生きる~ブッダの智慧から学ぶ~
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幸せに生きる~ブッダの智慧から学ぶ~
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アルボムッレ・スマナサーラ大長老の著書を紹介しています。

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7/21(日・祝)大阪2014年度
ブッダの冥想実践会」受付開始!
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●講演タイトル
『これだけ守れば大丈夫!』なことは何ですか?
~揺らがないこころを築きましょう~
 
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今年も大阪 住吉大社境内.住吉武道館2階にて開かれます

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大賀蓮が咲きました。




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#jtba 精舎日記

大賀蓮が咲きました。

♪生きとし生けるものが幸せでありますように♪

日本テーラワーダ仏教協会 マーヤーデーヴィー精舎さんの写真


日本テーラワーダ仏教協会 マーヤーデーヴィー精舎さんの写真





















































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