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zaike2号

Author:zaike2号
 東海ダンマサークルでは、東海地方をベースにお釈迦さまの説かれた「テーラワーダ仏教(初期仏教・上座仏教)」を、皆さんと一緒に学び実践するために活動しています。
 また、日本テーラワーダ仏教協会より、定期的に長老(お坊さま)方をお招きし、法話・勉強会・冥想実践(ヴィパッサナー)を行っています。

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 憎しみは、憎しみによって終わらない  慈しみだけが、憎しみを終わらせる












12/15/2012


平和への責任


 スリダンマナンダ長老

 憎しみは、憎しみによって終わらない
 慈しみだけが、憎しみを終わらせる

この言葉は、敵意や悪意を抱いている人たちや 互いに戦争や反乱を起こす人たちにたいして、お釈迦さまが説かれた言葉です。

「敵を慈しみなさい」 という教えを実行するのは不可能だ と多くの人が言っています。しかし実際のところ、敵を慈しむことこそが、すべての問題を解決する唯一の正しい方法なのです。

私たちは 傲慢で自己中心的なため、他人が自分のことを臆病者と見るのではないか と考えて、敵にたいしてやさしくすることを嫌がります。
また、思いやりがあり、正直で、忍耐強く、穏やかな人は弱者だ と考えている人もいます。

でも、考えてみてください。苦しみの原因である「エゴを捨て」、「敵を慈しむ」という理性的な方法をとることによって、さまざまな問題が解決し、平和と幸福が得られるならば、敵にたいして慈しみを向ける人が弱者や臆病者であるはずがないでしょう。

人類の歴史は、貪欲、憎悪、傲慢、嫉妬、わがまま、妄想などが絶え間なく表面化してきた 混乱のあらわれです。
過去 数千年のあいだに 人類は数え切れないほどの大きな戦争を起こしてきたと言われています。戦うことは人類の特性なのでしょうか? 何のために戦うのでしょうか? 人間はなぜ同じ仲間である人間を殺すのでしょうか?

人類は、次から次へとすばらしい事物を発見し、発明してきました。しかし同時に、新しく発見したものを悪用してきたため、人類の種が滅亡する方向へ進んでしまったのです。


1945年8月に日本に落とされた原子爆弾よりも、水素爆弾のほうが強大な破壊力をもつと言われています。科学者たちは、数百個の水素爆弾を落とせば世界が全滅する という恐ろしいことを考えています。科学の発展が何をもたらしたかを考えてください! 人間はいかに残酷で利己的になったかを理解してください!

私たちは、攻撃性という本能に従うべきではありません。
そうではなく、幸せになるために、「賢者が説く智慧の教え」に耳を傾け、道徳的な行為をおこなうべきです。

世界の至るところで大勢の政治家やリーダーたちが、世界の平和を保ち 増進する方法を見いだした、と叫んでいます。そして数多くの平和条約や協定が取り決められました。しかし、そのような努力にもかかわらず、いまだに国民の恐怖を取り除くことはできていないのです。

戦争をすれば、多くの人の命と多額のお金が無駄になります。

政府は、命とお金を浪費する方向から、国民の安全を守り、生活水準を向上させる方向へ転換を図らなければなりません。

国家と国民が欲望と傲慢を捨て、権力と財産を追い求める愚かな行為を完全に捨てるまで、この世界に平和はないでしょう。
権力や財産は、幸福をもたらしません。真理を知ることだけが、心に有益な変化を与えてくれるのです。そして、本当の意味での武力解除、つまり心の中での戦争が終わるのです。
 戦場で百万人の敵に勝つよりも
 ただ一人の自己に打ち克つ者
 彼こそ、実に最上の勝利者である 
                               Dhammapada

殺したり、盗んだり、脅迫したりすることは簡単です。
しかし、自分の心に生じる怒りや嫉妬を制御するには、強大な精神力が必要です。心を制御し、慈悲の心をもつ人は弱者ではなく、強者なのです。報復をしない人こそが、真の勝利者なのです。

 ~**~**~**~**~**~**~**
               
現代社会が直面している危険な事態をよく理解して、一人一人が 自分にできる範囲で  
恐れや心配のない平和な世界を維持するために貢献することを、願っています。 










Sabbe satta | 15:52:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
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