2013-04-30 Tue
八幡山 宝泉寺 (笛岡泰雲住職) の紹介です
山門--仏教--11 |
仏教 No.11 |
「耳で読む」 もう30年以上も前になりますが、本山僧堂に修行僧として上山(じょうざん)安居(あんご)した時にも、「お経は耳で読め」というような言い方をされたものです。 大勢でも少人数でも二人だけでも、読経をするときは、その場をリードするべき人の読みかたを耳でよく聞きながら声を合わせて読むものだということです。 そうすると全体が一つに揃って、読む人も読みやすく聞く人も聞きやすく、よい雰囲気になるのです。 それは、お坊さんの世界、雛僧(小僧)の基本です。 しかし、これは一般社会でも、他から何かを学ぶ時、皆で一緒に声を揃えるような場合などには、その場の主となる人やリード役の人に、自分の声を合わせるのは礼儀というか、わきまえというか、心ある人の態度だとも思います。 続きはここ |